秘かに計画し、市民に知らせない市議会で議論させない、このことから「柳泉園組合長期包括事業」の資料は全くない。
28柳泉監発第14号・住民監査請求に基づく関係職員の説明要旨を整理し、問題点を挙げる。 2017.1.12 川井 満
年 月 |
関係職員の説明要旨 |
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平成25年2月 |
ア柳泉園組合第1回定例会で管理者は、施設の安全稼働や延命かをはかるために大規模補修、重要機器の基幹的整備について検討していくことを表明した。 |
「1」 |
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15年間の長期継続委託とし「総合評価落札方式」で契約者を決定することとした。この整備計画は事務連絡協議会で協議検討し、管理者会議で了承された。 |
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平成26年11月 |
柳泉園組合第4回議会で 上記を説明した。 |
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平成27年5月 |
柳泉園組合周辺自治会定期協議会の中で報告した。 |
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平成28年7月 |
7月8日、組合議会全員協議会で「長期包括運営事業の実施方針(案)」を説明 |
「2」 |
平成28年11月 |
大規模補修を含めた15年間の長期包括委託で行なうことを報告している。どこに報告? |
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平成28年3月 |
イプラントメーカー、包括委託等10業者へ事前アンケート実施。5業者から条件付で参加する、との回答を得ている。どの業者でも取得できるようメーカーと協定書取り交わしている。 入札方法は地方自治法施行令第167条の12「総合評価一般競争入札」による。 同施行令167条15の4により「委員会設置」をした。 |
「2」 |
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オ構成3市の了解ナシに進めていることについては、事務連絡協議会、管理者会議にはかり、了解を得ている。予算措置は地方自治法第214条、債務負担行為として定め、組合議会の議決を得ている。 |
「3」 |
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「1」 「柳泉園組合クリーンポート長期包括運営管理事業実施方針(案)は、いつ、誰が作ったか?」
① 誰が作ったか、あるいは、誰が提案したのか?
② いつからいつまで、どのようなメンバーで作り、いつできたのか? この項目重要
③ 平成25年2月に管理者が表明したときには、「素案」ができていたのではないか?
「2」 ① 平成28年3月2日、長期包括委託審査委員会設置要綱 柳泉園組合設置
② 柳泉園組合クリーンポート長期包括委託審査委員会について(会議録)
第1回 |
平成28年3月15日(火)10時15分から |
柳泉園組合管理棟3階大会議室 |
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第2回 |
平成28年4月12日(火)13時30分から |
柳泉園組合管理棟3階大会議室 |
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第3回 |
平成28年5月9日(月)13時30分から |
柳泉園組合管理棟3階大会議室 |
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第4回 |
平成28年7月11日(月)13時30分から |
柳泉園組合管理棟3階大会議室 |
③ 成28年8月24日・第3回柳泉園組合定例会議事録からの記載全くナシ。
「3」 地方自治法第287条の4「一部事務組合の管理者は、当該一部事務組合の議会の議決すべき事件のうち政令で定める重要なものについて当該議会の議決を求めようとするときは、あらかじめ、これを当該一部事務組合の構成団体の長に通知しなければならない。」
“一部事務組合の独走を予測していたのではないか?” と、思える。
保守も革新もない、「柳泉園、構成3市、3市長」が強固に繋がっている。東久留米市議会議員会派を廻り実感した。債務負担行為の手続きどうするのか?この質問が議員から突然出た、市職員の疑問が透けて見えた。 以上
市民発!柳泉園組合長期包括契約問題