プレスリリース
< 柳泉園組合の長期包括契約に関してー官民癒着の実態報告 >
新緑の候、報道のお仕事お世話様です。
柳泉園組合の長期包括契約(約134億円)に関して、驚く事実が分りました。お伝えいたします。
「日本が売られる」(幻冬舎刊・堤未果著作)が話題となり、自治体が持つ諸権利がグローバル企業に売り払われる問題が、「水」「種子」「農地」など指摘されています。
私たちが取り組んできた柳泉園組合の長期包括契約は、現在稼働中の焼却炉建設企業(S企業)関連会社に、「ごみの処理」を丸投げする契約であったことが、訴訟や柳泉園組合議会への陳情などを通して明らかになって来ました。
分かった事実は、以下の通りです。
① 事業開始(17年4月~)の前に、消滅する「B企業」(S企業子会社)が応札
② 総合評価一般競争入札の結果、「B企業」が落札。しかし契約せず。
③ 17年3月31日。「B企業」は、「C企業」(S企業子会社)に吸収合併され、消滅。
④ 17年4月20日。柳泉園組合、「C企業」と契約。名目は、「B企業の権利を継承」
通常の入札において、入札事業が開始される段階で、消滅する企業の入札手続きを「善し」とすることは、在りません。しかもこの契約は、「長期包括委託契約」と言っていましたが、過半は「大規模改修工事」を含み、請負契約で進めることが必要でした。委託契約ならば、この規模の契約でも、議会決裁はいりませんが、議会決裁が必要になったため、急きょ17年4月20日に柳泉園組合議会を開催しました。そのような経過もあって、「B企業」との契約は結んでいませんでした。ところが、同議会では、柳泉園組合は、契約を結んでいると虚偽の説明を行い、「C企業」への継承が正当だと議会承認を得ました。
全てS企業関連会社への巨額の契約金の垂れ流しの実態となっています。
下記 記者会見を行います。
記
日時:5月15日(水)14時00分~
場所:清瀬市消費生活センター第1会議室(4F) 清瀬駅北口徒歩5分。
主催:長期包括契約原告&支援連絡会
連絡先:阿部(洋)090-5339-2531