市民は認めない

柳泉園長期包括契約

 

 

毎日出る市民のごみ、ごみ処理は「市」の重大な業務。

一部事務組合柳泉園組合は事業者と15年の長期包括契約を結んだ。

平成29年4月28日

契約の中身は、ごみ焼却処理焼却施設の更新工事

 

 

柳泉園組合は東久留米市、清瀬市、西東京市のごみ処理をするための行政施設である、

ごみ処理費は、構成3市が毎年、分担金として予算をくみ負担をしている。

 

毎年、市からの分担金で運営している柳泉園組合はその年のごみ処理をする義務がある。

その年のごみ処理であるから、長期包括契約は結べない。

ところが、柳泉園組合は15年の長期包括契約を民間業者と結んだ。

 

柳泉園の運営費は上記構成3市の分担金、契約するなら3市の賛成が必要のはず。

だが柳泉園組合はこれを独自に進めた。このため、

3市の市議会は15年の長期包括包括契約の討議をしてない。納税者である市民の大部分はこれを知らない。

本来、10年先のごみをどうするかは市民が決めること、それを柳泉園が決めた。あり得ないことだ。

 

柳泉園ごみ焼却施設は15年前に住友重機械工業が建設し、以後、住重環境エンジニアリングがごみ焼却運転管理をしてきた。今回、柳泉園組合は長期包括契約について住重環境エンジニアリングと折衝し、住重は長期包括契約の入札に参加し、住重環境エンジニアリング株式会社が落札した、平成29年3月13日である。

 

ところが委託契約書の事業者には住友重機械エンバイロメント株式会社がなっていた、平成29年4月28日。  入札に参加した住重環境エンジニアリングは契約段階で消え、突然、住友重機械エンバイロメント株式会社が

事業者になった、え?これはあり得ない、

あり得ないことが起きている。

 

 

この委託契約はごみ焼却の処理委託契約なのだ、が、焼却施設の建設工事をこの契約に含めた。

柳泉園組合が決めたのか、業者が決めたのかワカラナイがそう決めた。だが、

建設工事は工事請負契約でなければ工事はできない。柳泉園組合が毎年行なっている定期点検工事は

工事請負契約書を取り交して工事を行なっている。しかしこの契約はごみ焼却の委託契約書である。

建設業法では、委託契約で建設工事はできない。建設業法違反の疑い濃厚。

あり得ないことだ。

 

業者は15年間ごみ焼却処理と同時に施設更新建設工事を行なう、とすれば、これは難工事だ

この難工事を行なう住友重機械エンバイロメント株式会社は、どんな会社なのか?

ごみ焼却処理と共に更新建設工事を行なう難工事、住友重機械エンバイロメント株式会社の業績はどうなのか?柳泉園組合にこれの情報開示請求をした。

柳泉園組合からの回答は、住友重機械エンバイロメント株式会社の業績について、公文書なしであった。

ごみ焼却処理と同時に行なう施設の更新建設工事、この実績無し。その業者と契約をした。

全く、あり得ないことだ。

 

そもそも、施設を更新するには

環境省が定めた長寿命化総合計画の手引きによる計画書が必要、この計画書もなし。

なにもかもが、あり得ないことだ。

 

なにもかもがあり得ないことの連続である、柳泉園組合の責任は重大である

 

柳泉園組合管理者は並木克巳東久留米市長、副管理者は西東京市長、清瀬市長である。

責任は重大である。

 

 

柳泉園組合の違法な施設更新建設工事は、もうすでに始めている。

柳泉園組合職員に技術者がいるのか、こんな工事を経験した人がいるのか? いないのではないか?

どんな状況かはわからない。10年以上も続ける、不安ではないか?不安一杯だ。

新聞記事にはJR京浜東北線の架線事故、新幹線の台車亀裂事故が写真入で報じられている。

柳泉園組合大丈夫か???

 

 

長期包括契約、更新工事を誰が責任を持って監理していくのか?

 

 

委託契約書 契約金額;133億8千606万円 工事請負契約

    この契約書では工事ができない             この契約書でなければ工事はできない

         

 

 

 

構成3市、西東京市、清瀬市、東久留米市の市民有志は柳泉園組合長期包括契約に強く危機感を持ち、柳泉園

組合管理者を提訴した。だがこれは構成3市の市民の問題であることをここに記す。

 

 

 

2017.12.22  ごみ1/2を目指す市民の会東久留米    川井 満