税金の垂れ流し、官製談合にストップを!

原告代表   阿部 洋二

201591日、柳泉園組合煙突から水銀流出の新聞記事に私は、衝撃を受けました。これを機にして柳泉園組合の議会を傍聴するようになりました。

 

議会で長期包括委託契約とかの言葉が出だしたのが確か16年春のことでした。これが何のことやら、何の意図があるのか分からず傍聴を続ける打ちに、不可解さばかりが膨らみ、その後、柳泉園組合への住民監査請求を行ったものの何ら納得ゆく回答は得られませんでした。

 

 

 

そもそも地方公共団体は住民への福祉が目的の筈、何をやっているのだろう?

 

長期包括委託契約って本当は何の意味あるのかな? 契約で安くなると言いますが、信用するにはほど遠い説明でした。誤魔化さないでという気持ちでした。                

 

契約期間が、15年間と長く、業者へ支払いの財源的な裏付けも取れていませんでした。

 

「一般競争入札で業者選定」と言うけれど、入札条件に偏りがあるので特定の業者でなければ応札不可能。その上、驚いたことに、消滅予定の企業が入札に参加して落札、そのあとで別の企業と契約!?

 

委託契約のままでは、工事契約は、請負契約でなければ、法律上不可能なのに、焼却炉の大規模補修工事が、しかも工事の必要性の根拠示さず、時期、内容は業者に丸投げしていました。

 

 

 

おまけに落札業者決定のための会議は議事録が作成されていませんでした。これへの情報公開を求める市民からの訴えを問題視しない柳泉園組合議会。議会の形骸化をいいことに民間業者と行政の癒着。

どこから見ても、明らかに官製談合の疑惑が濃厚でした。税金が湯水ごとく浪費される事態にストップを掛けねばいけません。