長期包括 原告準備書面のための会議レジュメ
20180105
Ⅰ 経過から
柳泉園 H29第1回臨時議会( 2017-4-20)議事録
1】 概略要点
① 助役ー処分、一か月減給。10パーセント。何法違反の説明なし。
② 村山東久留米市市議ーなぜ管理者の処分でないのか?
③ 関根光浩市議ー処分規定は? 4月1日に作成。何条何項に違反?
④ 3月29日仮契約。どこの会社と?、
2 】何ぜ議会に諮るのか?
Q:村山ー96条の5。一定金額を超えた契約だから議決事件と考えている。
ーこれまでの答弁。大規模改修、修繕が行なわれる場合も、議決は必要ない。
A:新井謙二総務課長ー契約形態が委託ということから、柳泉園が直接請負工事契約をすることはないという理解の下にずっと来ておりました。
そこで、業者が決定され、最終的に、契約議決が必要ないかという判断を顧問弁護士の方にして、このような形に、なった。
A:佐藤元昭技術課長ー住重環境エンジニアリングー「弊社は、高い資本比率56.07%であり、無借金経営、安定した資金調達により、強い財務体制を有し、安定した事業運営を継続しております。また、弊社グループ内には、資金効率化システムという制度により、長期にわたる本事業運営の中で仮に資金不足が生じたとしても、確実に事業継続が可能です。」
3】 経過からわかる問題点
① 入札:総合評価入札方式 入札の内容自体が変わっている中で、入札自体有効なのか?
② 応募は、住重環境エンジニアリング。契約は、住友重機械エンバイロメント株式会社。親会社?この時期になぜ吸収合併?
③ 3月29日の仮契約の相手は、住重環境エンジニアリング。
④ 事業継続の可能性について、話しているのは、住重環境エンジニアリングについて。
⑤ 請負工事契約に変わった時の手続きは?直接契約と間接契約。
⑥ その他 入札での提案―固定費A, 固定費B
Ⅱ 被告準備書面への反論要点―この間の議論から
1) 債務負担問題
① 被告の主張と反論の要点
負担金=義務費
義務費は、債務負担の対象ではない。
反論>
自治体は単年度会計であり、単年度を超える負担は、義務費とはならず、したがって債務負担の対象ではない。
② 内容>
契約総額は、柳泉園組合の単年度予算の4~5倍の規模
15年の長きにわたる。コピー機等の賃借の長期継続契約とは違う。
③ 財政法上は?
④ 他
2) 委託契約と請負工事契約の違い
① 事実経過として、2017年4月20日に議会に提案
「議会提案は必要ない=委託契約」から変更
しかもその際、助役の処分。
② これまで定期点検契約の時には―請負工事契約を行っていた。
なぜ定期点検を含んでいる契約が、請負契約になっていないのか
③ 建設業法19条
建設工事の請負契約当事者は、契約の締結に際して次に掲げる事項を書面に記載し、署名交付
1) 工事内容
2) 請負代金
3) 工事着手時期
4) 他
⇒ 定期点検のものは、工事扱いをしていないため上記1)~3)は無い。
建築業法24条
委託そのほかいかなる名義をもってするかを問わず、報酬を得て建設工事の完成を目的として締結する契約は、建設工事の請負契約とみなして、この規定を適用する。
3) その他の問題
(1) 一般廃棄物処理計画
(2) 大規模改修の必要はない
(3) 可燃ごみが過大
資料 議事録本文
仮契約>
柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事業について、平成29年3月28
日に仮契約を締結いたしましたので、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処
分に関する条例」第2条の規定によりまして、
補正予算案>
議案第14号、平成29年度柳泉園組合一般会計補正予算(第1号)でご
ざいます。補正予算書の2ページをごらん願います。
第1表、債務負担行為補正でございますが、柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事
業について、昨年度において債務負担行為を設定し本事業を進めておりましたが、昨年度
中に本契約を締結することができませんでしたので、債務負担行為においても予算の一部
であり、歳入歳出予算と同様、会計年度独立の原則が適用されることから、本契約を締結
するに当たり、本年度において、新たに債務負担行為を設定させていただくものでござい
債務負担行為は、当該年度、平成29年度分は既に歳出予算に計上しております
ので、平成29年度分を除く翌年度以降にわたる債務負担について定めることから、
期間は平成30年度から平成44年度までと定め、
限度額につきましては、本事業の落札価格133億8,606万円から本年度の支払い予定額7億6,437万9,000円を除きました
126億2,168万1,000円と定めるものでございます。
長期包括契約の締結について>
議案第15号、柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事業の契約の締結について
1の契約の目的:柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事業
2の契約の方法:総合評価一般競争入札
3の予定価格:142億2,576万円
4の契約金額:133億8,606万円
5の契約期間:議決後の契約確定日から平成44年6月30日まで。
6の契約の相手方:
仮契約は、住重環境エンジニアリング株式会社は、親会社であります住友重機械エンバイロメント株式会社に本年4月1日、吸収合併されましたので、契約の相手方は住友重機械エンバイロメント株式会社。
なお、住重環境エンジニアリング株式会社が請け負っておりました事業の一切は、住友
重機械エンバイロメント株式会社が引き継ぐ。これら吸収合併に関することは、議案第15号資料の3、契約事業者合併に関する資料を
7、支出科目は、記載のとおりでございます。
市民発!柳泉園組合長期包括契約問題