陳情事項
西東京市のごみ処理を行う一部事務組合柳泉園組合において、本体業務であるクリーンポートの運営管理を15年間の長期包括契約で行わないでください。
陳情趣旨
1.西東京市第2次環境基本計画(平成26年度~平成35年度)に反します。
西東京市第2次環境基本計画では、計画期間について、社会経済情勢の変化や環境技術の進歩に対応するため、5年後を目途に見直しを行うとしています。
しかし、現在進めようとしている柳泉園クリーンポート長期包括運営管理委託契約は、15年間にわたる運営管理を一事業者に委ねるものであり、長期包括委託契約を締結すると、契約期間と見直し期間に齟齬が生じ、同計画の見直しを実施できなくなるおそれがあります。
2.処理費用削減の阻害要因となります。
パリ協定の批准に見られるように、環境行政は、社会経済情勢の変化や環境技術の進歩等(例えば、AIの活用によるごみ処理や管理運営方法の変更等)も含め、今後著しく変化する可能性が大です。
ごみは、燃やしたり、埋めたりせず、発生を抑制し、かつ資源化を推進すれば
するほど減ります。その結果、ごみ処理の経費は低減化し、運営管理費用も減少します。よって、現行のごみ処理を前提に運営管理の長期包括委託契約を締結することは、ごみ処理経費の固定化要因となるばかりでなく、処理費用削減の推進を阻害し、当市の負担金を過剰に支出することになりかねません。
以上
2016年11月25日
市民自治井戸端会議
代表 柳田由紀子
西東京市議会議長
稲垣 裕二 様