柳泉園クリンポート長期包括管理運営事業の争点整理について
二つの大きな争点
1、15年の長期にわたる財源の根拠がない。
ア、柳泉園は独立した法人格を持つ一部事務組合である。
西東京市議会議事録・被告答弁書
イ、主要な財源は構成3市からの分担金である。
西東京市議会議事録・被告答弁書
ウ、構成市の会計は単年度会計である。
地方自治法
エ、柳泉園は15年間138億円の債務負担行為を決定しているが、構成市には将来負担
の責任がない。(将来の分担金収入は保障されていない)
西東京市議会議事録
オ、独自事業による収入を根拠として主張しているが、独自事業の収益での支払いは不
可能である。
被告答弁書、(主に入浴施設、有価物売り払い、売電などは収益事業とならない)
等々
2、長期包括契約には重大な瑕疵があり、無効な契約である。
ア、大規模改修工事が予定されているが、必要性の根拠が存在しない。
環境省のガイドライン、メンテナンス記録の不存在
イ、廃棄物処理基本計画に違反した不燃物の焼却を、可燃物の焼却量に上乗せして、焼却量の水増しを行い、必要以上の焼却能力を保持しようとしている。
柳泉園及び構成市の基本計画、西東京市の不燃物の定義(2001年議事録)
ウ、廃棄物処理については基本計画を定めて、それに従って実施する事が定められているが、現在の計画期間は2023年までであり、計画にない契約となっている。
廃掃法・柳泉園及び構成市の基本計画
エ、委託先職員と柳泉園職員の重複・混在による人件費の過大
(疎明資料を用意してください)
オ、周辺住民との協議をすることになっているが、行われないまま契約に至っている。
この他の論点(主張)があれば、この2点に放り込めばいいと思います。